遊人「漂獣教室」(2019年8月10日発行)

「高校を卒業した日、航(わたる)は恋人の沙也香とラブホテルでHをする。
 だが、彼女にプロポーズしようとした時、気が遠くなる。
 気が付くと、彼は見知らぬ教室にいた。
 教室の黒板には、ここは「漂獣教室」と書かれてあり、女の子達は「女獣ウイルス」に感染していた。
 このウイルスを発症すると、女の子達には(チェスティー・モーガン以上に)巨乳化するという恐ろしい現象が起き、巨乳化が進むと、女の子達は女獣と化し、死んでしまう。
 阻止する方法は、抗体を持っていそうな男が彼女に保健室でインジェクション(注射/何を注射するかはお察しください)することのみで、相手を選ぶ選択権は娘の方にあった。
 ただし、もしも、抗体を持っていなかったら、男の方も感染して、溶けてしまう。
 男は、航、スケボーキッズのアキト、自分勝手で面喰いな河戸、引きこもりの純、マッチョなヒトシの五人。
 一方の女の子達も、航が最初に出会った夏海、いじめられっ子の眼鏡っ娘のブリド、秋葉原でメイド喫茶に勤めていたツクシ、金髪ギャルのサクラ、小学生の少女(名前不明)の五人。
 極限状況の中、生き残るのは一体誰か…?」
(「ゴラクエッグ」2018年10月〜2019年6月掲載分を収録/それぞれの回のタイトルは省略いたしました)

 意外や意外、あの遊人先生によるモンスター・ホラーです。
 あまりのもキテレツな設定に絶句ですが、ただ、肝心のストーリーがちょっと…いや、かなりアレで、原作者を付けた方が良かったのではないでしょうか?
 説明が曖昧なまま、迎える結末は、またまた絶句です…。(本当に絶句しました。)
 でも、まあ、遊人先生による、おっぱいだらけの女獣のインパクトはなかなかのものなので、そこは一見の価値はある…かも…と私は思います。

2021年5月2日 ページ作成・執筆

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