作者不明「踊るミイラ」(?円)
「機械の不具合のため、飛行機が砂漠に着陸する。
乗員は、きんじ、マリこ、トンチキ博士、ひげさんの四人。
博士の提案で探検に出かけると、何者かが彼らに発砲する。
慌てて逃げ出すも、博士は怪人たちに捕まり、スフインクスへと連れて行かれる。
スフインクスには怪人たちの親分のミイラ男がいた。
ミイラ男は博士を巨人の生け贄にする。
一方、きんじは見張りを倒し、単身でスフインクスの中に潜入する。
マリことひげさんも後から駆けつけ、三人は博士を巨人から救おうとする…」
大きさは縦が約13p、横が約9p、22ページの小冊子タイプの漫画本です。
タイトルに心躍りますが、ホラーというよりエジプトを舞台とした冒険ものです。
それでも、ミイラ男(と言っても、単にその恰好をしているだけっぽい)や人喰い巨人(作中ではこれを「ミイラ」と呼んでいて、ややこしい)が出てくるので、怪奇色はちょっぴり強めです。
結局、ミイラ男の一味が何だったのかよくわかりませんが、巨人との戦いはまあまあ面白かったので、よしとしましょう。
・備考
裏表紙に持ち主(?)の名前、記入。
乱丁があり、コマ番号36〜38のページ、別作品のページと入れ替わっている。
2025年3月24・25日 ページ作成・執筆