こさかべ陽子・脚色&絵/いずみ里織・作「亡霊のささやき」(1987年3月20日初版発行)

「二学期の初め、松ヶ丘学園中等部に転校してきた竹之内若菜。
 しかし、クラスメート達だけでなく、若菜が入部した新体操部の部員達も彼女をおかしな目で見る。
 というのも、彼女が、夏に学校の屋上から転落死をした、新体操部の高浦由紀という女生徒にそっくりだったからであった。
 特に、新体操部の部長の市川尚子は、若菜に対して、暗い、怯えた視線を向ける。
 若菜が夜店で買い、カバンに付けている、着物の人形が原因のようなのだが…。
 以降、おかしなことが起こるようになり、市川尚子の取り巻きの一人が謎の事故に遭う。
 そして、もう一人も…。
 若菜は真相を知るために、高浦由紀について調べるのだが…」

2016年6月22・28日 ページ作成・執筆

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