御茶漬海苔「アコークロー」(岸本司・原作/2007年7月1日発行)

「美咲は、浩市と結婚するために、東京から沖縄に移住する。
 だが、移住した理由には、姉の赤ん坊を過失で死なしてしまったという罪悪感もあった。
 彼の家族や友人に温かく迎えられ、二人は同棲を始める。
 ある雨の日、二人の家に、浩市の友人、仁成と、浩市の兄、秀人が集まった時、仁成の元・妻、早苗が家にやって来る。
 早苗は、次男を流産した際に、情緒不安定になり、仁成と離婚。
 その後も、長男の仁太に会おうとするが、仁成は決して、息子に会わせようとはしなかった。
 美咲が早苗を出迎えようとすると、早苗は突如、鎌で襲いかかってくる。
 四人は早苗と争ううちに、あやまって彼女を刺し殺してしまう。
 諸々の事情があり、四人は彼女の遺体を沼に遺棄する。
 以来、彼らの前に、早苗の亡霊が現れ、一人また一人と、追い詰められていく。
 美咲と浩市は、元・ユタで小説家の比屋定影美に相談するのだが…。
 二人の運命は…?
 そして、早苗と、沖縄に伝わる「ギジムナー」の伝説との関係は…?」

 岸本司氏が原作兼監督をした映画「アコークロー」(2007年)のコミカライズです。
 映画の公開に合わせて出版されたらしく、岸本司監督による「御茶漬海苔先生と「アコークロー」の世界」、「「アコークロー」スペシャル対談 田丸麻紀×忍成修吾」、「沖縄最恐!!心霊スポット案内」が巻末に収録されております。
 とりあえず、私は映画「アコークロー」を未見ですので、あまり実のあることは言えません。
 個人的には、漫画版は、若干、内容の理解がしづらいように感じます。(あと、キャラの顔が似ていて、見分けがつかない時がある…。)
 でも、大ゴマの多様で、サクサク読めるのは、メリット…なのか…?

2019年9月19日 ページ作成・執筆

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