円谷一平「ウルトラゴッカム/ウルトラビギス」(2018年11月24日発行)

 収録作品(内容はリンク先のページでお確かめください)
「ウルトラビギス」
・「ウルトラゴッカム」(日の丸文庫/1966年頃)
「平凡な少年、平太は突如、奇怪な幻覚に襲われるようになる。
 それは、巨大なゴキブリの群れが、夢の島から飛んできて、東京を襲うというものであった。
 誰も信じない中、元・衛生職員だった男性だけが彼の言葉に耳を傾けてくれる。
 男性は、夢の島での薬剤散布中に、一メートル以上あるゴキブリの群れを目にしたのであった。
 平太の予言通り、まず、夢の島から巨大なゴキブリの大群が飛来し、新橋の屠殺場で家畜を食い荒らす。
 次には、ゴキブリの親玉、ゴッカムが現れ、東京を急襲する…」

 「ウルトラQ」のヒットを受け、急遽、執筆された「ウルトラ大怪獣シリーズ」の一作目と二作目の復刻です。(このシリーズは計四冊あります。)
 怪奇マンガとしても、怪獣マンガとしても楽しめますので、かなりお勧めできる内容です。
 個人的には、巨大ゴキブリを扱った「ウルトラゴッカム」よりも、ヒトデ怪獣が大暴れする「ウルトラビギス」の方が、暴れ方は上で、面白いと思います。(注1)
 本自体に解説はありませんが、付録ペーパーに、木乃下健介氏は特撮の観点から、そして、辻中雄一郎氏は貸本漫画の観点から詳しく解説をしておられ、非常にためになります。

・注1
 ヒトデと言えば、個人的には、楳図かずお先生の「漂流教室」!!
 少年が巨大ヒトデに捕まって、丸かじりされるシーンはゲロゲロです。

2019年6月15日 ページ作成・執筆

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