川島のりかず「悪魔の花は血の匂い」(1984年4月6日発行/青182
 1985年5月6日発行/青77 1988年6月16日発行/青237)

「大金持ちの娘を殺して、それになり代わろうとする兄妹。
 妹はうまく屋敷に入り込むが、そこの一家は揃いも揃ってエキセントリックな人格破綻者ばかりだった。
 強欲で、下劣きわまる父親。老いを恐れて、美容に励む、ヒステリックな母親。醜い容貌を気にして、引きこもっている姉。天才だが、クソ生意気な弟。
 兄妹は家を乗っ取るために、策を巡らし、一人ずつ片付けていく…」

 良くも悪くも、川島のりかず先生の代表作の一つです。(念のために書いておきますが、「傑作」ではありません。)
 よくある話に、バッド・テイストな味付けを徹底的に施し、他に類を見ない「ミョ〜」なマンガになっております。
 最後に、発狂する妹の表情は、ちとヤバめです。

平成27年1月2日 ページ作成・執筆

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