三智伸太郎「幽霊が呪う教室」(1985年7月6日発行/青94)

「峯秋代は、岩手県の山奥にある、朝日村分校へ赴任する。
 先生は校長を含めて三人、生徒は十人という小さな学校であった。
 生徒の中心となっていたのは、渡瀬エミという少女で、どこか謎めいたところがある。
 エミの母親は分校の教師で、渡瀬家は秋代の家の近くにあった。
 秋代は子供達の授業を始めるが、一日に一人ずつ、姿を消していく。
 しかも、誰も消えた子供のことを覚えておらず、記録も抹消されていた。
 更に、子供達だけでなく、先生、村人達も次々と行方不明となる。
 その前触れとなるのは、突如、顔に現れるアザであった。
 秋代は彼らの行方を捜すのだが…。
 そして、最後に残ったのは…?」

 サスペンスフル(だけど、結構地味)な内容ですが、ラストはもうちょっとどうにかならなかったものでしょうか。
 「○○の○」(ネタばれ防止のため、伏字)だなんて、かなり安直だと思います…。

2020年11月29日 ページ作成・執筆

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