杉戸光史「恐い人面蛇」(1984年7月16日発行/黄187)

「美也子(作中では「美っちゃん」としか呼ばれていないので、名前は推測)は、親戚の正人の住む田舎を訪れる。
 彼の家に向かう途中、二人の前に、キチガイ娘が現れる。
 キチガイ娘は、美也子にこの先にある、蛇神様の祠をよく拝むよう忠告。
 そうしないと、狂い死にした、彼女の母親のように祟りがあると言う。
 その祠には、昔、このあたりを荒らした大蛇が封印されていると言われていた。
 正人は迷信と鼻からバカにするが、祠の前を通りかかった時、洞窟に何者かが潜んでいる。
 正人はそいつの後を追うが、程なくして、洞窟からバチヘビ(ツチノコ)がとび出て来る。
 そのバチヘビの背中には人の顔があり、奇怪な笑い声をたてていた。
 以来、バチヘビはあの手この手で美也子を襲う。
 正人はバチヘビの毒牙にかかり、美也子は洞窟内の祠に連れて来られるが…」

 ひばり書房黒枠単行本の「人面蛇」(未入手)を再刊したものです。
 ツチノコ・ブームの際に、ツチノコと「蛇もの」をミックスしたのでありましょうが、それが面白さにつながっているかと思いきや、正直、ビミョ〜です。
 新しい題材を取り入れても、ストーリー自体に新味が全くなく、数ある「蛇もの」の中で、三番煎じぐらいの作品でしかないと思います。
 とにもかくにも、古賀新一先生の「蛇もの」に類似した描写、多過ぎ!

2019年7月11日 ページ作成・執筆

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