さがみゆき「骨よせの美女」(1976年12月25日発行)
「信州(長野県)の野台山へキャンプに来た若者四人組。
村人が止めるのも聞かず、彼らは夜、村はずれの荒れ果てた城へ肝試しをする。
が、その城で四人は女の幽霊に遭遇、二人が死亡、鶴田純はガールフレンドの中原園美を城に置き去りにして、地元のおじの家に逃げ込む。
しばらくして、園美は純を追ってやって来るが、その場で意識を失い、一晩中うなされる。
城で死んだ二人は村人達によって事故死と処理され、園美の様子もどこかおかしい。
それもそのはず、園美の背後に、城で会った女の亡霊が憑りついていたのであった。
女の亡霊は純に、村に住んでいる一条由加里を屋敷から城へ連れて来るよう命令する。
二百年の時を経て蘇った、滝姫様の祟りとは…?」
黒枠単行本(未入手)の文庫版です。
2017年4月26日 ページ作成・執筆