川島のりかず「死神の招待状」(旧題「死人沼に幽霊少女が」)
(1988年9月16日発行/青167)
「村の外れにある教会に独り住む、ゲン老人は偏屈な変わり者。
彼は、母親が死んで独りぼっちになったという少女、妖子と出会う。
妖子を引き取ってから、ゲン老人は生活に潤いを取り戻す。
が、ある夜、妖子が一人で外出していることに気付く。
次の夜、妖子の後をつけると、事故の絶えない死人沼のほとりで、彼女は死んだはずの母親に会っていた。
ゲン老人はそれが生きているものでないことに気付くが、実際、それは死神であった。
死神の計略により、妖子は崖から転落。
妖子は生死の境をさまようが、死神に歯向かうゲン老人のお陰で、寿命を一月ほど延ばしてもらう。
しかし、期限は刻一刻と迫り、死神の魔手は再び妖子に迫る。
遂に、老人は妖子と自分の寿命を交換するよう、死神に取引を申し出るのだった…」
平成27年1月2日 ページ作成・執筆