黒田みのる「憑依霊が見えた」(1989年7月20日初版発行)

 黒田みのる先生が大陸書房から出した新書本(大陸ブックス)です。
 タイトル通りに「憑依霊」がテーマで、この本では実際の(?)体験談がページの大半を占めております。
 大体の流れは「パワープロに相談者が訪れる→黒田みのる先生は相談に応じながら、こっそり「炎の業」を施す→相談者の憑依霊が腹から眉間に上ってくる→黒田みのる先生が憑依霊を説得→除霊完了」。
 このパターンで様々な憑依霊をあの世に返しており、黒田みのる先生の霊能者としての姿を堪能することができます。
 真偽の程はさておいて、憑依霊と黒田みのる先生とのやり取りはどこかのんびりしていて、相変わらず味わい深くあります。(間延びした文体のせいかもしれませんが。)

2024年3月14日 ページ作成・執筆

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