穂実あゆこ・瑞原芽理「特集 恐怖のミステリーワールド」(1985年6月1日発行/ちゃお6月号付録)

 収録作品

・穂実あゆみ「人形師」
「人形師・中原千舟の人形芝居を上演していた劇場で起きた火災。
 千舟の双子の娘、姉の「ちぎり」と妹の「せあら」が猛火の中に取り残される。
 父親が娘を捜しに来るが、ちぎりは「どちらを先に助けに来るか」と、せあらから離れる場所に移動。
 父親はせあらのもとに向かい、火のついた材木の下敷きとなり、死亡。
 せあらは軽傷で済んだが、発見の遅れたちぎりは重体となる。
 六年後、ちぎりとせあらの姉妹は高校生となっていた。
 ちぎりは天才人形師として注目を集める一方、せあらは不愛想で取り柄のない嫌われ者になっていた。
 ポール・ギャリコの「七つの人形の恋物語」公演のため、ちぎりは演劇部に人形遣いとして協力する。
 だが、演劇部部長、科野(しなの)秀介は、ちぎりの代わりに、せあらがひそかに代役を務めていることを見抜く。
 姉のちぎりは過去の事故で後遺症が残り、身体も弱くなったのであった。
 ちぎりは秀介のことが好きで、公演をどうしても成功させたい。
 せあらも姉の意を汲むが、彼女と秀介は互いに惹かれていく。
 病床のちぎりは二人の仲を勘付き、嫉妬と憎悪の炎を燃やす。
 幼少の頃から人形を動かす超能力がある、ちぎりは、自分の命を削ってでも、妹へ復讐しようとする…」

・瑞原芽理「シャドウ・プレイ」
「地味で、内気な時村貴夜子。
 ある放課後、憧れの高村裕樹に一緒に帰ろうと誘われ、ルンルン気分(古〜)。
 しかし、裕樹に目を付けていた、タカビーな薫子の一派に連れ出された挙句、髪を切られ、裕樹は薫子と一緒に帰ってしまう。
 その夜、貴夜子は、薫子を心の底から憎みながら、眠り込む。
 翌日、学校のトイレで貴夜子は薫子の一派からひどい仕打ちを受ける。
 薫子が言うには、昨夜、彼女が彼女の家のブティックに忍び込んで、品物をズタズタにした上、飼い猫まで惨殺したとのこと。
 貴夜子には全く身の覚えがなく、学校を早退した彼女は、怒りと憎しみを胸に、眠りに就くのだが…」

・うえだ未知「うふふのフー坊」
 六コマのギャグ・マンガです。懐かしき味わいです。

2017年10月5日 ページ作成・執筆

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