「土曜漫画 1967年9月29日号」(70円)


 個人的に、気になった作品

・滝田ゆう「オヒップ野郎」
「盲目の天才チョーコク家、尻山平助。
 彼は女性のお尻を触っては、尻の像のケツ作を次々と作りあげる。
 「女優シリーズ」も盛況を収め、さて、お次のモデルは…?」

・岩浪成芳「スーパーマンの秘密」
「スーパーX。
 このプロレスラーは登場以来、驚異的なパワーで負け知らずであった。
 世界チャンピオンと対戦した際、勝ったものの、マスクを外される。
 その素顔はフランケンシュタインの怪物を彷彿される、奇怪なものであった。
 彼がリングから降りようとする時、一人の老婆が彼に駆け寄る。
 老婆は彼を盛んに悪魔呼ばわりし、人間ではないと言い張る。
 青年記者の代々木は老婆の言葉に興味を持ち、ミスターXを尾行する。
 ある日、スーパーXは売春婦とホテルに入るのだが…」

・棚下照生とその一味「男の執念」
「熱病で男性機能を失った、番頭の佐吉。
 彼はお紋という女に夢中で、こっそり囲っていた。
 せっせと店の金を、お紋にみついでいたが、ある時、お紋は昔のヒモの手切れ金に三十両いると話す。
 だが、これはお紋と丁稚(でっち)の長松が、佐吉を獄門台に送ろうと企んだことであった。
 それを知った佐吉は、お紋を自分のものにするために…」

2019年4月5・6日 ページ作成・執筆

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