「土曜漫画 1967年12月8日号」(70円)



 個人的に、気になった作品

・滝田ゆう「ワイフの実力」
「あるサラリーマンの男性。
 女房のヒップに欲情をもよおし、さかんにモーションをかけるが、ちっとも相手にしてくれない。
 女房を屈服させるために、「ねわざの研究 おさえこみ編」を買い、さて、挑むのだが…」

・岩浪成芳「恐るべき復活」
「天才的な腕を持つ脳外科医、柏原博士。
 ある夜、彼は麻酔をかがされ、車で連れ去られる。
 気が付くと、目の前には、シュルツ博士という人物がおり、柏原博士に、ヒットラーの脳をドイツ人の青年の身体に移植する手術を依頼する。
 柏原博士が断ると、シュルツは、博士の娘と弟子を人質に取っており、手術を強要。
 手術は成功し、数日後、総統は目を覚ますのだが…」

・棚下照生「陽炎群伝 蟻地獄」
「江戸時代、どの大名にも属さず、時と条件に応じて、人を送り、依頼を遂行する忍者の一軍、陽炎群があった。
 ある日、陽炎群の「蟻地獄のおハナ」は、ある大名のお抱え忍者、シバ一族を討つという命令を受ける。
 シバ一族は、イチロウ、ジロウ、サブロウの三兄弟が長として一族をかためており、この三人さえ片付ければ、一族は自然と瓦解する。
 おハナが旅人に扮し、シバ一族の部落に入り込むと、長のイチロウは彼女にぞっこん。
 イチロウは彼女をくどいて、抱こうとするが、レズビアンのおハナには愛撫が通用せず、忍法蟻地獄にはまり、地中で窒息死する。
 おハナは部落から早く姿を消そうと考えるが、イチロウの許嫁のおサヨに夢中になってしまう。
 罠ではないかと疑いつつ、おサヨとの官能に耽るおハナを待つ運命とは…?」

2019年11月23日 ページ作成・執筆

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