「土曜漫画 1968年2月2日号」(70円)



 個人的に、気になった作品

・滝田ゆう「男のエレジー」(「セップン漫画特集」中の一編)
「「セップンパーティ」の看板に魅かれて、キャバレーに入った男。
 だけど、女どもはちっとも相手にしてくれない。
 文句を言っても、ボーイも警官も女どもに籠絡されて、話にならない。
 仕方なく、男は手元に一粒、残った豆つぶで…」

・はらたいら「あの人がやって来る」(「セップン漫画特集」中の一編)
「毎年、節分の日、ある夫婦のもとにやって来る客。
 来客は「鬼」で、大金と引き換えに、妻を抱く。
 そこに、夫の弟が訪ねて来る。
 鬼の姿は夫婦以外には見えないが…」

・岩浪成芳「狂える復讐鬼!」
「瀕死の父を救うため、玲子は、セキズイ病の大家、蛭田博士のもとを訪れる。
 博士によると、父の病気を治す薬は世界に一つだけだが、それは博士自身が自分のセムシを治すために開発したものであった。
 玲子は博士の妻になることを約束し、父親の命を救ってもらう。
 だが、玲子は約束をあっさり反故にして、蛭田博士を邪険に扱う。
 博士は、自分をバカにした、玲子の友人を次々と殺害し、最後に、玲子を誘拐する。
 蛭田博士の復讐とは…?」

2019年7月13日 ページ作成・執筆

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