「土曜漫画 1968年8月16日号」(80円)



 個人的に、気になった作品

・滝田ゆう「カユイところがモンダイだ」(「水虫の唄漫画特集」の一編)
「とある製薬会社。
 研究熱心な社員が「カユミどめの特効薬」を開発する。
 社長は早速、秘書に用いるが、ちっとも効かず…」
 「入れておくれよかゆくてならぬ 私ひとりが蚊帳の外」という都都逸を知らないと、チンプンカンプンだと思います。
 私もネットで調べて、ようやく合点がいきました。

・岩浪成芳「恐怖の渚」
「若者達(ミサコと女二人、男はブン太(?)と吾介の二人)が海岸にやって来る。
 誰もおらず、穴場だと喜ぶが、地元の人に「近頃ここいらの海にキミの悪い怪物がでる」と警告される。
 男達は鼻で笑い、一番グラマーなミサコに手を出すが、吾介は海中で奇怪な怪物を目にする。
 吾介は怯えるが、ブン太は海に潜り、彼が言う通りに藻を引っ張ると、怪物が引き上げられる。
 これでブン太にすっかり株を奪われ、吾介は絶対にミサコを手に入れることを決意。
 夜、ミサコが岩場に着替えに行く時、吾介はその後をつける。
 その頃、浜辺の怪物の身体に異様な変化が起こりつつあった…」

・篠原節「湯西川温泉の慕情」
「暑さをしのぎがてら、栃木県にある湯西川温泉を訪れた作者。
 露天風呂は川岸にあり、湯船につかりながら、釣りができるとのこと。
 子連れの農家の主婦の身体を堪能したり、温泉宿の女中を口説いたりと、まあ、相変わらずの内容でんな」

2022年4月16日 ページ作成・執筆

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