「土曜漫画 1970年8月28日号」(100円)



 個人的に、気になった作品

・フジオ・プロ「漫画「人工呼吸」」講座」
 古谷三敏「海でいただけ」〜海にバーのホステスを誘って、バッチリやったという、同僚の話を聞いたサラリーマン。彼も、バーのホステスを海にさそうが、彼女はわざわざ海に行かなくても、ホテルでやらせてくれると言う。でも、海の気分を味わいたい彼は…。
 ヨシタニ研「チンコ 呼吸」〜ある浜辺。レスキューが溺れた娘に心臓マッサージや人工呼吸をしているところを見て、ムラムラした青年。彼は早速、溺れた娘を探し求めるが…。
 長谷邦夫「過ぎたるは…」〜北海道のS海岸に住む漁師。夏のある夜、呻き声が聞こえるので、外に出ると、巨大な女性が浜辺に横たわっていた。とりあえず、人工呼吸をしようとあれこれしているうちに、女は水を吐き、意識を取り戻す。漁師が娘に何故そんなに大きいのか尋ねると、赤ん坊の頃、鯨に飲まれて、そのお腹で、鯨のミルクを飲んで育ったためらしい。男は娘を嫁に欲しいと思い、彼女を小さくするために「アリンコとミジンコのミックスジュース」を飲ませるのだが…。

・楠本憲吉・訳/笠間しろう・画「源氏物語 第三回 夕顔の帖」
 毎回、同じことを書いてるけど、お前、一発殴らせろ!!(内容に関しては、読んでないので、わかりません。)

・岩浪成芳「蛭」
「若い娘に限り、マンションの部屋を無料で貸し出すという広告。
 だが、その広告につられ、マンションに入った女性は皆、姿を消す。
 マンションの向かいに住む青年はそれに疑問を抱き、母親に、マンションの女主人について尋ねる。
 母親は、マンションの女主人と友人であったが、若い頃、二人がある山奥の湖を訪れた時にある事件が起こったという。
 それは、マンションの女主人は遊泳中に蛭の大群に襲われたというものであった。
 その事件の後、彼女は結婚・出産をするが、以来、人間嫌いになったというが…。
 彼女の産んだ子供とは…?」

・鬼頭暁「雨月物語 蛇性の婬」
 上田秋成「雨月物語」の一編をコミカライズしたものです。
 結構、原作に忠実だと思うのですが、しっかりチェックできてません。(申し訳ない…。)

2019年10月19日 ページ作成・執筆

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