「事件特報 1972年9月号」(150円)


・パワープロダクション「たけのこ」
「美佐子は、研究者の夫を裏切り、産業スパイの西岡浩二と共に、S大学の薬学研究室から「EN5」を盗み出す。
 この「EN5」は一億円の価値があり、農業界に革命をもたらすものらしい。
 二人は一刻も早く、東京の企業に届けるべく、人の目のつかぬ筍林を抜ける。
 日が暮れ、二人は山中の小屋で休むが、うっかりその薬品を零してしまう。
 「EN5」の効果とは…?」
 珍作の「竹の家」と同じく、筍をテーマにした作品です。
 やっぱりブッスリいっちゃってます。

・黒田みのる「木乃伊の首」
 ストーリーは、ジェイコブスの名編「猿の手」と一緒ですので、粗筋の紹介は割愛いたします。
 ただ、工場で事故死する息子の子供を身籠ったと主張する娘を出して、違いを出しているようですが、あまり意味ないかも…。

2020年8月25日 ページ作成・執筆

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