泉道亜紀「人間回収車D」(2016年10月5日初版第1刷発行)
黒ずくめの男性が運転する、黒ずくめの軽トラック。
この車は「不要な人間」を条件さえそろえば、二度と戻ってこれない場所へと回収するという。
今日、この車に回収されるのは…?
・「回収リスト21 五十嵐芽愛」(「ちゃおデラックス」2016年1月号)
「五十嵐芽愛(高校一年)は金持ちの娘。
彼女は金品を使って、人を思うように操っていた。
そんな彼女が想いを寄せる相手はクラスメートの碧生。
彼女は彼の関心を買おうと、彼がいつも使っているバッグを勝手に捨て、ブランド品のバッグをプレゼントしようとする。
だが、彼の使っているバッグは幼馴染の桜が手作りしたものであった。
突然のライバルの出現に芽愛の殺意はボルテージ・マックス。
その時、人間回収車が通りがかる。
芽愛は桜を回収させるのだが…」
・「回収リスト22 井上沙良」(「ちゃおデラックス」2016年3月号?)
「井上沙良は委員長で、毎回、学年一位の優等生。
彼女は学年最下位のクラスメート、中本薫を目の敵にしていた。
ある日の下校途中、沙良は薫が学校で禁止のアルバイトをしているところに遭遇する。
そこに人間回収車が通りがかり、沙良は薫を回収させる。
翌日、薫は戻ってくるものの、連れて行かれた場所はよほど恐ろしい所だったらしい。
このことが学校中に広まり、沙良に逆らえば、人間回収車に回収されるという噂が立つ。
沙良はこの噂を利用し、不勉強だったり、校則を守らなかったりする生徒たちを脅して、学校を正そうとするのだが…」
・「回収リスト23 高橋奈月」(「ちゃおデラックス」ホラー2016年3月号増刊?)
「高橋奈月(高校一年/埼玉在住)は遂にスマホ・デビュー。
早速、高校生限定の掲示板で「カズ」というイケメンと「綾乃」というカワイ子ちゃんと友達になる。
彼女は彼らとのやり取りに夢中になり、友人が止めるのも聞かず、日曜日、カズと公園で会う。
ところが、カズは写真とは似ても似つかないモッサリ君であった。
奈月はだまされたことに腹を立て、通りがかった人間回収車にカズを回収させる。
この一件は奈月をへこませるも、綾乃が彼女を励まし、立ち直る。
奈月はどんどん「綾乃」との会話にのめり込んでいくが…」
・「回収リスト24 上原莉緒」(「ちゃおデラックス」2016年5月号)
「上原莉緒は人間嫌いの女の子。
彼女にとって人間は皆、自分のことしか考えていない、嘘つきで偽善者でしかなかった。
自然、彼女は他人を軽蔑した態度を取り、クラスで孤立するが、担任の男性教師だけは彼女の心をどうにか開かせようと努力する。
そんな男性教師が鬱陶しく、ある時、莉緒は彼を人間回収車に回収してもらう。
翌日、担任は戻ってくるが、回収されたことは根に持っておらず、彼女に自分の価値観を押し付けたと謝る。
それでも、彼は彼女が人と接する協力をすることはやめない。
それを傍で見ている女子生徒たちは莉緒に嫌がらせを始め…」
・「回収リスト25 矢方亜実」(「ちゃおデラックス」2016年9月号)
「矢方亜実は引きこもりの少女。
と言っても、単に学校に行きたくないだけで、日々、自堕落に過ごしていた。
彼女は母親に対してつらく当たっていたが、ある日、母親を脅し、一万円を手に入れる。
その金で町に遊びに出ると、クラスメートと偶然に出会う。
そこに人間回収車が通りがかり、クラスメートは遊び半分で亜実を回収させる。
母親が必要としてくれたので、無事に帰れたものの、亜実はクラスメートに対してブチギレ。
彼女はいじめられて登校拒否になったと嘘をつき、担任を呼び出して、謝罪させる。
それだけでは溜飲が治まらず、母親に弁護士を雇って訴訟を起こそうとまで言い出す。
亜実の身勝手はそれだけにとどまらず、遊ぶために、家の生活費まで盗み出し…」
・「ヒミツの七変化」(「ちゃおデラックス」2012年夏の超大増刊号)
「大泉春乃(中学二年生)は潰れかけの演劇部の部員。
彼女の幼なじみ、中野亘は天才的なメイクの才能を持っており、春乃はそれで変身し、学校のありとあらゆるトラブルを防いでいた。
春乃は学校の平和を守りながら、毎日、「金髪の君」を捜す。
彼は一月前、喧嘩を止めようとして屋上から落ちた彼女を救ってくれたのであった。
ある日、春乃はカップルの痴話喧嘩を止めようとして、「金髪の君」と再会したと思う。
彼は浅田という名で、翌日、変身した顔で彼女は彼に会いに行く。
浅田は人気者で、彼女は彼の華やかさに憧れるのだが…」
2024年9月27日 ページ作成・執筆