三原一晃「闇からの使者」(1982年10月10日初版・1983年8月25日2刷発行)

「誕生日プレゼントとして、社長の父親が美佐に贈ったフランス人形。
 美佐は西洋人形にマヤと名付けるが、以来、周囲でおかしなことが起こり始める。
 小さな女の子の泣き声や気配…。
 棺桶に閉じ込められるという内容の悪夢…。
 ある時、人形に襲いかかった、友人の子犬が傷を負ったことから、美佐はマヤが生きていると確信する。
 マヤにまつわる曰くを調べようとするが、父親が交通事故で重体となる。
 その夜、一人で留守番をする美佐に、マヤはその本性を現す。
 マヤを操る者の正体は…?」

 三原一晃(aka 広永マキ)先生の作品はいまいちパンチの足りない印象がありますが、「人形もの」ですので、それなりに頑張っていると思います。
 やはり、西洋人形はダイレクトに襲いかかってくるのが似合いますよね。(そうか…?)
 ラストはヒロインのパンチラで〆てくれますが、色気が皆無なのが悲しかったです。

2019年5月21日 ページ作成・執筆

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