コダマ・まんがシリーズ「へび族の逆襲」(発行年月日不明)


「シマコとその父親の博士は、へび族と呼ばれるインディアンの部落を訪れる。
 博士は、へび族の聖域とされている墓場を調査するが、その現場をへび族の酋長に見つかってしまう。
 聖域を荒し、守り神の蛇も殺した罰として、酋長はシマコに蛇神を憑依させる。
 半年後、博士は東京に戻るが、シマコを誰にも会せようとしなかった。
 博士の助手で、シマコの婚約者の伊丹は、博士に内緒でシマコに会おうとするが、蛇女と化したシマコを見て、二階から転落。
 この事件の後、博士はシマコを友人の医者の経営する精神病院へ入れる。
 そこでは毎日のように不思議な事件が起こり、博士と医者は刑事達に目を付けられるようになる…」

 レコードのジャケットがミニ・マンガになっていて、ソノシートが付いているタイプのレコードです。
 ソノシートは、マンガのドラマなのでしょうが、レコード・プレイヤーがありませんので、内容を確認できておりません。
 また、私、レコード等のジャンルは全く知識がないので、このレコードがどういうものなのかさえ、わからないのであります。
 情報としましては「脚本/恐怖文学セミナー 島内光秀 作画/ホラー・カートーンズ・グループ」等の記載があるものの、これまた、さっぱり聞いたことのない名前ばかりです。
 マンガの絵柄は、個人的には「横山光輝先生と鈴原研一郎先生の中間」のように思いますが、「ホラー・カートーンズ・グループ」だけでは誰の手によるものか見当がつきません。
 ただ、声優に関しましては、栗葉子さんがシマコを演じております。
 栗葉子さんと言えば、「ミラクル少女リミットちゃん」(注1)ですよね!!
 気分は「ミラクル・ラ〜ン」です。(えっ、誰も知らないって?!)

・注1
 東映動画のアニメにて、「キューティーハニー」を先んじて放送された「サイボーグ少女」もののアニメです。
 キャラ原案はなんと故・永島慎二先生です。
 んで、サイボーグ少女と聞くと、何か派手なイメージがありますが、このアニメ、メチャクチャ「地味」です。
 でも、DVDで観返してみたら、妙に日本的な風景があったりして、味わい深かったです。
 決して名作とは言えませんが、人によっては郷愁を呼び覚ますような作品でありましょう。

・備考
 表面、色褪せ。レコードの状態についてはわからず。

2017年4月23日 ページ作成・執筆

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