並木伸一郎・監修「実録!! 歴史を変えた呪いの真相」(2007年9月30日発行)

 収録作品

・田代ゆたか「プロローグ」
「1972年3月21日に奈良県春日村で発見された高松塚古墳に関する「呪い」の話」

・田代ゆたか「ツタンカーメンの指輪」
「ツタンカーメンの王墓発掘にまつわる「呪い」の話」

・犬木加奈子「エジプトミイラの呪い」
「タイタニック号は、アモン・ラー神殿の王女のミイラの「呪い」で沈没したのだろうか…という話」

・大坂光「ルイ14世と黒ミサ」
「ルイ14世の公妾(仏王の正式の側室で、一名のみに許されたとのこと)として権勢を振るったフランソワーズ・アテナンス(モンテスパン公爵夫人)が、王の寵愛を取り戻そうと、黒ミサに手を染めたという話」

・えぐちゆう「ナポレオンの祟り」
「1798年、ナポレオン率いる仏海軍とネルソン率いる英海軍が戦った、アブキール湾の海戦。
 1983年からフランスとエジプトが共同で、沈んだ船や遺物を引き揚げようとするが、様々なトラブルが起こるという話」

・おかもと春助「虐げられた奴隷の呪い」
「黒人奴隷を惨殺した白人の奴隷商人が木のツタで絞め殺されたと伝えられるデッドマン・ヒルズの話」

・こきま大「血塗られたメルセデス」
「サラエボ事件で暗殺された、オーストリア皇太子フランツ・フェルディナント大公が乗っていた、赤いメルセデス・ベンツ。
 その車の持ち主が皆、不幸に見舞われたという話」

・寝猫「英国王国の悲劇」
「英国王室専用船として使われていたブリタニア号。
 そのテスト航海に乗船していた乗組員に捨てられた女の呪いが、ハネムーンをブリタニア号で過ごした王室の面々に降りかかったらしいという話」

・空路「日本史に消えた呪詛」
「日本史の裏で生き続けてきた「呪い」に関する話」

・稲垣みさお「呪われたヒトラー」
「第二次世界大戦、ヒトラーだけでなく、チャーチルや日本も呪詛によって相手国の指導者を呪殺しようとしていたらしいという話」
 リチャード・マチスンの「魔女前線」みたいな話ですね。
 ヒトラーがお抱え占星術師を持っていたというのは知ってましたが、チャーチルのバックにアレイスター・クロウリーがいたというのは初耳でありました…っていうか、本当ですか?

・田代ゆたか「エピローグ」
「人類の歴史は常に「呪い」とともにあった…これからもね…という話」

平成27年2月15日 ページ作成・執筆

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