倫理きよ「こだまの破壊神」(2016年1月31日発行)

「「主(ぬし)」により、終末を目前に控えた世界。
 わずかな生き残りは、山の中の校舎に集まり、社会を形成する。
 その中に、こはくという少年と、精神薄弱の妹、こだまがいた。
 こだまは、その障害によりずっと厄介者扱いされ、何者かによって妊娠させられる。
 「主」が校舎にだいぶ近付いたことを知り、こはくは妹と共に遠足に出かける。
 二人は、子供の頃に来た神社で、景色を眺めながら、弁当を食べる。
 こはくは、世界が終わる前に、ある決意をしていたのだが…」

 ムーディな「世界終末もの」の小品です。
 世界観は小田桐圭介先生の「星々は健在なりや」(未読)からお借りしたとのことです。
 あと、倫理きよ先生が聴いていた「たま」の歌はやっぱり「さよなら人類」?

2021年10月4日 ページ作成・執筆

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