倫理きよ「さよならを許して」(2017年5月6日発行)
「氷山ユキヲは、父親が犯罪者のため、幼い頃から孤立していた。
そんな彼に、釘宮耕一が話しかけてきて、二人は親友になる。
だが、長ずるにつれ、耕一はどんどん人気者になり、二人は疎遠になっていく。
そんなある日の夜、ユキヲのもとに耕一のゾンビがやって来る。
ユキヲは、耕一のゾンビを裏庭にて拘束し、愛憎入り混じった感情を抱きながら、彼と暮らす。
しかし、彼が、耕一についての真実を知った時、彼はある決断を下すのであった…」
リリカルな「ゾンビもの」です。
ただ、「何故ゾンビが存在しているのか?」等々の説明が抜けているのが残念。
まあ、ストーリーよりも、雰囲気を味わうべき作品なのでしょう。
2020年5月12日 ページ作成・執筆