倫理きよ「さよならを教えて」(2016年5月5日発行)
「夢子は、他人との関係をうまくつくれず、保健室登校をする少女。
そんな彼女を、クラスの人気者のトモミだけは「友達」として付き合ってくれていた。
ある日、夢子が保健室で勉強していると、首にひどい怪我を負ったトモミがとび込んでくる。
あるクラスで男子生徒がゾンビ化し、学校中に広がってしまったのであった。
トモミは、自分の身体を椅子に縛り付け、夢子に学校から逃げるよう指示する。
だが、夢子はトモミを置いていくには忍びず、保健室に籠城する。
ゾンビ化したトモミと過ごすうちに、夢子はある決心をするのだが…」
もの悲しい(けど、結構グロい)ゾンビものです。
25ページ程度の短編ですが、程よくまとまっていて、良いと思います。
2020年12月14日 ページ作成・執筆