倫理きよ「あの子は人間じゃないから」(2017年8月20日発行)
「ネクラな少女、町田トモミは、席替えの際、空見硝子という少女と隣席となる。
硝子は明るく、可愛いのに、何故か、一人ぼっちであった。
トモミと硝子は一緒にいることが多くなるにつれ、硝子の奇行が激しくなっていく。
彼女はトモミの願いを叶えようとするが、どれもピントがずれまくり。
更に、彼女は、普通の人間なら感覚的にわかるようなことが全く理解できていない。
精神的に追い詰められたトモミは、硝子が人間でないと確信し、自分に近寄らないよう言う。
以来、硝子は登校しなくなるが、ある時、トモミは、硝子の家にプリントを持っていくこととなり…」
楳図かずお先生の名編「〇〇〇」(ネタばれ防止のため、伏字)をオマージュしてまして、ほっこりしました。
「人間」と「非人間」との境に、想いを巡らせてしまいます。
2020年3月27日 ページ作成・執筆