矢口史靖・原案/凸ノ高秀・漫画「ドールハウス」(2025年4月24日第1刷発行)
矢口史靖監督による人形ホラーの傑作「ドールハウス」のコミカライズです。
内容は映画に忠実ですが、ツボを押さえた展開、かつ、映画の禍々しい雰囲気をうまく再現しており、良コミカライズと断言できる出来です。
また、巻末には矢口史靖監督による寄稿があり、山岸凉子先生の「わたしの人形は良い人形」
がこの作品のもとの一つになったという記述が興味深くありました。
「わたしの人形は良い人形」は人形ホラー漫画のトップに位置する名作で、方々でトラウマを植え付けておりますが、その影響が40年後にこういう素晴らしい人形ホラー映画として結実したことに感銘を受けます。
このコミカライズ版を読んで興味を持たれた方はできれば、映画の方も観ていただいて、どす黒い思いを秘めた人形が平和な家庭を侵蝕していく恐怖により深く浸っていただければ…と願っております。
2026年7月4日 ページ作成・執筆