川島のりかず「呪われた死体」(1988年10月16日発行/青211)

「過去、突如発狂した男が島民や課外授業で訪れていた児童たちを大量虐殺するという事件の起きた島。
 数十年後、島に自然学習に来た小学生三十人と教師三人。
 教師は鈴木、立木という男教師と、吉田という女教師。鈴木先生と吉田先生は婚約した仲だった。
 自然に触れ、大はしゃぎの児童達だが、カノンは鈴木先生と吉田先生の様子がおかしいことに気付く。
 挙動不審な二人の行動を探ると、血の跡や、猫や蛇のバラバラになった死体が見つかる。
 吉田先生の具合はますます悪くなっていき、鈴木先生もヒステリックになる。
 そして、ある日、生徒の惨殺死体が発見される。
 船も壊され、教師と児童は孤立無援の状況に置かれる。
 次々に起こる残忍な殺人事件…。
 果たして過去の虐殺事件と係わりがあるのだろうか? そして、犯人は一体…?」

 なかなか面白いです。
 孤島が「マッド・サイエンティスト」と「大量殺人」と非常に相性がいいことを再認識できました。
 ただ、マンガの中とは言え、小学生が軽く数十人は死んでおりますので、「殺しっぷりが爽快〜」なんて軽々しく口にしないようにしましょう。

平成27年1月2日 ページ作成・執筆

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