舟野竜助「日本一のホラ吹き幽霊」(200円)

「西郷竜馬は田舎出身のボンクラ侍。
剣の腕は一流だが、いつもマイペースで、おっちょこちょい。
ある時、将軍徳川家光が江戸で全国の剣士に試合をさせ、天下一を決める大会を催す。
「素破流 明石弥兵衛道場」では道場の名を売るチャンスと皆、張り切るが、竜馬だけはやる気なし。
国に帰ろうと考えていたところ、道場破りと戦う羽目となり、これを偶然にもやっつけてしまったことから、大会の出場者に選ばれる。
これを師範代の村井正彦は快く思わず、道場と明石弥兵衛の娘、多緒を手に入れるため、殺し屋を雇う。
竜馬は大会に向かう途中、刺客に襲われ、奮闘するも、猟銃に撃たれ、崖から転落して死亡。
竜馬の魂はユーレイに案内され、「ユレスコ(ユーレイの組合)」を訪れる。
だが、ユーレイの勘違いで、竜馬はまだ死ぬ運命ではなかった。
急いで下界に戻るものの、竜馬の死体は既に埋葬されていて、見つからない。
とりあえず、ユーレイの手引きで竜馬は裏口から天国に入る。
物珍しさからあちこち見て回るうちに、ふと思い立って江戸の様子を見に行く。
江戸では村井正彦が道場を手に入れるために明石弥兵衛を殺し屋を使って殺害。
次の道場主を決めることとなるが、竜馬のいとこ、南方和之進が道場に向かっていた。
竜馬は村井正彦の陰謀を阻止することができるのであろうか…?」
「ユーモア怪談」と銘打ってはおりますが、ぶっちゃけ、そこまで面白みのある内容ではないです。
素朴すぎる絵柄、お寒いギャグ、安直な幽霊の描写、でたらめなストーリー…等々、描きとばしたのが一目瞭然です。
でも、ヒロインの多緒の顔があまりにビミョ〜で、そこは味わい深くありました。(注1)
・注1
巷では舟野竜助先生のヒロインは「ロンパリ眼」と評されているようです。
誰が最初に言い出したのかはちょっとわかりませんが…。
・備考
非貸本?経年の痛み・劣化あり。
2024年12月6・8日 ページ作成・執筆