「土曜漫画 1968年1月19日号」(100円)
収録作品(個人的に、気になったものを紹介)
・滝田ゆう「謹賀チン年」(ギャグ漫画/滝田ゆう先生、好きなんです)
「いかす女性を見ると、すぐオッ立ってしまう、サラリーマンの青年。
元旦早々、彼は上司のもとへ年始回りに出かけるのだが…」
・岩浪成芳「恐怖の人形屋敷」
「五人の女性のもとへ殺人人形が送られ、そのうちの二人が殺害される。
無事だった三人は恨まれる覚えはないと警察には答えたが、実は心当たりがあった。
以前、彼女達のグループは人形作りを趣味としており、黒河内紫斎という名人に師事していた。
名人の息子は良介という好青年で、彼女達は皆、彼に憧れていた。
だが、クリスマスの夜、パーティ会場で火事が起こる。
良介の必死の活躍もあって彼女達は無事であったが、彼はひどい火傷を負う。
しかし、顔に醜い火傷の痕が残ったため、彼女達は良介のもとから次々と去り、絶望した彼は自殺してしまったのであった。
三人の女性は、黒河内紫斎にお詫びしようと、その屋敷へ向かうのだが…」
・いばら美喜「恨みのシュプール」
「雪山でスキーをする娘の前に現れた、謎の青年。
彼は医者であり、盲腸炎を急に発症した、娘の兄を手術する。
手術は成功し、経過も青年が見たおかげで、娘の兄は順調に回復する。
ある日、娘の兄は、青年と共に散歩に出かけるが…」
貸本の「劇画No.1」にあった短編のセルフ・リメイクだと思います。(本が手もとにないので、ちょっと確認が取れておりません。)
・備考
pp99〜105、中央付近に破れ。
2019年1月13日 ページ作成・執筆