「土曜漫画 1968年4月26日号」(80円)



 個人的に、気になった作品

・田中八郎「弓削道鏡の一物」
「仏道修行に励む、若き道鏡(27歳)。
 しかし、立派な一物を、しょっちゅうからかわれていた。
 ある日、彼のもとを、一人の陰陽師が訪れる。
 陰陽師が道鏡の一物を調べると、これぞ「竜星相討つ天下淫乱の巨根」!
 すなわち、天下をとるという宿命をいっぽんどっこに秘めていると告げる。
 陰陽師は、運を開くために、十七歳の生娘と交わるよう勧めるのだが…」

・滝田ゆう「クサイケデリック・ミステリー」(「アングラ漫画特集」の一編)
「ラブホテルで起きたアンモニア強盗事件。
 被害者は女性のおマタの臭いをもろに吸って、失神していた。
 警察は「セックスルート931」の仕業と断定し、科学特捜隊を出動させる。
 捜査官の奮闘の甲斐あり、「セックスルート931」を捕まえることができたのだが…」

・岩浪成芳「悪魔の実験室」
「ウラ―博士の秘密の実験。
 それは、人間の愛情が欲望の前で如何に無力かを証明するための実験であった。
 博士は、人間からは何も学ぶものがないと、母星の大王に報告するのだが…」

2019年5月18日 ページ作成・執筆

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