「土曜漫画 1968年5月10日号」(80円)
個人的に、気になった作品
・滝田ゆう「いとしのツンパよ泣くでない」
「恋人とデートする予定の男。
格好がラフ過ぎると男友達に言われ、父親の形見の背広でビッチリきめる。
だが、逆さクラゲで「これから!!」と言う時に、恋人は、彼のヨレヨレ・パンツ(ラクダ色)を見て、幻滅。
銭湯で男友達にその失敗談をすると、このまま引っ込む手はないと言われ…」
・岩浪成芳「妖怪村」
「テレビの普及により、深刻な打撃を受けた都サーカス。
座長の石倉虎吉が、廃業を考えていたところ、団員の一人から奇妙な話を聞く。
彼の故郷の東北の辺地の奥に「妖怪村」という所があるらしい。
藁をも掴む思いで、虎吉は山中の奥深く分け入る。
すると、一つ目の少女と出会う。
しかも、少女の母親は乳房が二揃いもあった。
彼は彼女に村へと案内してもらうのだが…」
・阪本誠一「テレビヒット番組の裏側のぞき」
大橋巨泉や応蘭芳の出ていた「11PM」や「不信の時」が取材されている。
興味深いのは「11PM」に出演していた小島功先生のエピソード。
飄々とした御方だったのだろうか?
岩浪成芳先生「妖怪村」、傑作…でなかったとしても、大好きな作品です!!
ネタばれ防止のために詳細は控えますが、意外なラストにアゼン…です。
2021年8月21日 ページ作成・執筆