「土曜漫画 1968年10月25日号」(80円)
個人的に、気になった作品
・篠原節「山の湯の愛欲」
「秋田県の山奥のある温泉。
バスから降りて歩くこと一時間、ようやく一軒きりの宿が見える。
途中、野良仕事の娘に出会い、宿へと案内してもらう。
娘は宿の娘で、母親の老婆と暮らしていた。
露天風呂に行く途中、主人公は娘が犬と戯れているのを見る。
それに興奮して寝付けないでいると、夜更け、娘が部屋に入ってきて…」
・岩浪成芳「不良少女」
「ルミは不良少女。
遊ぶ金がないので、遊び仲間の次郎とタケシと共謀して、彼女は狂言誘拐をする。
ルミの父親は脅迫状を見て、指定された場所に三十万円を持って行く。
ルミが帰宅した翌日、彼女の父親は市長の大森松吉を訪れる。
大森松吉は、ルミの遊び仲間の次郎の父親であった。
ルミの父親は、拘束されたルミの写真を見せ、写真の部屋が次郎の部屋であることを指摘する。
大森松吉は息子の罪をもみ消すために、ルミの父親に二百万円払う。
実は、これはルミと父親の計画であった。
しかし、この父親はルミの実の父親ではなく…。
ルミの思惑とは…?」
・備考
巻頭グラビア欠。
2022年11月12日 ページ作成・執筆