「土曜漫画 1969年4月11日号」(100円)



 個人的に、気になった作品

・岩浪成芳「宇宙人がやってきた」
「大川武夫と花沢のり子は山間の小さな町の小学校教師。
 ある夜、小学校に、東京の学者を名乗る、禿頭の老人がやって来る。
 彼は、町の紅葉山で建設中の工場についての秘密を二人に明かす。
 その工場は、脳や心臓の筋肉を破壊する音波の研究施設であり、もしも、振動体のテストが行われれば、町は死の町と化す。
 老人は、工場の爆破計画を明かし、もしも、自分の身に何かあった時のために、二人にダイナマイトを託し、去る。
 その夜、老人は謎の交通事故死を遂げ、二人の身にも黒い影が迫る。
 ピンチを救ったのは、博士の助手を名乗る小男であった。
 彼は、のり子に円盤が降りたと言いふらすよう命じ、その間、武夫と共に工場に忍び込む…」

・いばら美喜「あだ花流転 第二部」
「関所破りを重ねながら、夫の重太郎を殺した浪人(名前不明)を追う、尾張の妙。
 彼女はある宿場で、旅籠の主人の娘、お光と人違いをされたことをきっかけに、その旅籠で一泊することとなる。
 だが、旅籠の主人は彼女に眠り薬を飲ませ、岡っ引き(なのか?)の親分に渡してしまう…」
 断片的にしか読んでいないので、どのようなストーリーなのかよくわかりません。
 ラスト、何の前触れもなく、浪人が親分の家に馬で乗り込んでくるシーンが、いばら美喜先生らしいと思いました。

2019年2月9日 ページ作成・執筆

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