「土曜漫画 1969年8月29日号」(100円)



 個人的に、気になった作品

・岩浪成芳「ミュータント」
「蛭田博士は火星の石から発見された細菌らしきものの研究をしていた。
 この菌は動物の蛋白質と強烈に反応し、彼は人体実験をしたいと願う。
 ある夜の帰宅途中、彼は酔っ払い運転の車が若い女性をはねる場面に遭遇する。
 彼は医師だと名乗り、運転手に女性を自宅へと運ばせ、運転手を帰らせた後、彼女に火星の細菌を注射する。
 彼女は三日間、苦しみ悶えた挙句、熱は下がり始めるも、七日目に両腕が付け根から取れてしまう。
 彼女は自分が蛭田博士のモルモットにされたことを知り…」

・篠原節「東北の穴場」
「作者の友人、菱沼敏夫(30歳)は山形県米沢市の工場に事務員として転勤になる。
 彼女もいなけりゃ、金もなく、日曜日は下宿先の農家が行商に出るため、いつも一人でお留守番。
 ある日曜日、35歳ぐらいの色の浅黒い行商風の女性が訪問してくる。
 彼は自分は独身なのでと断ると、彼女は「もっと楽しいもの」を勧めるのだが…」

・いばら美喜「どたん場 完結編」
「下女のお袖は、高遠藩お馬廻り役石木名瀬伊織の妻、吟を土蔵に監禁。
 吟はずっと飲まず食わずの状態に置かれ、目の前の握り飯を食べようとして、首にかかった縄のために窒息死する。
 お袖は吟の自殺を偽装し、伊織はその筋に妻が病死したと届け出る。
 一か月後、伊織とお袖の婚礼が行われ、彼女は妊娠するのだが…」
(それまでのストーリーが全くわからないので、簡単に済ましてます。)

 冒頭の「街の椅子」コーナーに21歳の頃の森山良子さんの紹介記事があります。
 若いなあ〜。(年のいった頃しか知らない…。)

2024年4月23日 ページ作成・執筆

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