馬場秀夫「宇宙大かいじゅうガラゴン」(小学三年生7月号/1966年7月1日発行)
収録作品
・馬場秀夫「ガラゴン日本をおそう!」
「山奥の村に隕石が墜落する。
ケンとマミの兄妹や友人のゴンちゃんが山に行くと、大きな穴があいており、その近くには恐竜のような足跡があった。
足跡をたどると、それは湖にまで続いており、彼らは巨大な恐竜、ガラゴンを目のあたりにする。
翌日、川村博士の一行が湖を調査に訪れる。
ガラゴンは偵察機をビームで破壊し、自衛隊の航空機も撃墜。
その後、怪獣は町に向かい、手あたり次第、破壊し始める。
自衛隊も有効な手を打てない中、川村博士は、ガラゴンは生物ではないのではないか、と疑う。
あの宇宙空間を隕石に乗って、恐竜のような生物が飛来してくるとは考えられない。
一か八か、博士はガラゴンにある方法を試みるのだが…。
一方、ケンは、隕石が墜落した夜に轢かれそうになった車を発見する。
車が停まっているビルの中に入ると、黒づくめの男が窓の前に立ち、奇妙な金属の箱を操作していた…」
・山根赤鬼・絵/木の実和・案「なぞひめポン子ちゃん」(連載ものなので、以前の話はわからず)
「旅行の途中のポン子、たんめん、なぞべえの三人。
次に、彼らの前に立ちはだかるのは、ピカひめと、子分のぶた子。
ピカひめの得意技は催眠術で、ポン子達は大苦戦。
それでもどうにか撃退して、ポンコツ町の宿屋に泊まろうとしたら…」
「ガラゴン」はタイトルでは「大かいじゅう」となっておりますが、実は「※※※※」です。
「※※ゴジラ」の先駆けなんですかね。(「ゴジラ」シリーズはほとんど知識がないので、テキト〜言ってます。)
にしても、怪獣マンガを読んでると、たまに思うのですが、いつの間にか、怪獣を名前で呼んでいるのは何故…?
「アップルBOXクリエート」にて復刻されております。
山根赤鬼先生「なぞひめポン子ちゃん」は、読者が投稿した「なぞなぞ」でバトルをするマンガです。
丁々発止のやり取りがテンポ良くて、なかなか面白いです。
ただし、なぞなぞが解けなかったら、ちょっぴり悔しい…。
・備考
一部、コマ外に染みあり。「ガラゴン」pp31・32、コマにかかる切れ。「なぞひめポン子ちゃん」p15にコマ内に破れあり。
2019年7月4日 ページ作成・執筆