「漫画Q 1968年1月1日号」(第42号/80円)



 個人的に、気になった作品

・近藤謙・作/島竜二・絵「セクシー怪獣シリーズ 同性愛獣レスビドン」
「上野にあるレズビアン・バー『エッチ』。
 ここに出入りする娘たちが何人も行方不明になっており、婦人警官が内偵していたが、ある夜、彼女が上野署に駆け込んでくる。
 バーのマダムは奇怪な怪獣で、女性を捕らえては夜な夜な慰みものにしていたのであった。
 警察は『エッチ』に急行するも、怪獣の吐き出す臭い息が触れると、警官たちは硬直し蒸発してしまう。
 鱈博士は多くの情報を検討した結果、怪物が「レスビドン」であることを突き止める。
 レスビドンは数千年前に玄界灘に沈んだと言われる「アナタイ国」の女王、ヘメコが飼っていた変態珍獣で、中国の水爆実験の影響で海底から蘇ったらしい。
 鱈博士はレズビアズムは一種の不感症と考え、「ヨーガル・ガス」でレスビドンを男好きにしようとするのだが…」

・歌川大雅「ぬめ肌捕物帖第三十七回 妖術大当り」
「お枕むすめは江戸で評判の女目明し。
 新年を迎え、彼女は奉行から富くじをもらう。
 その帰り道、お枕むすめと駒吉はあるお邸の塀の上に怪しい人影を目にする。
 二人は取り押さえようとするも、覆面姿の男から当身をくらい失神。
 お枕むすめが気が付くと、邸の娘が彼女を自分の部屋に運び入れていた。
 それどころか、夜具の中で彼女を抱こうとするが、その瞬間、お枕むすめは槍に串刺しにされそうになる。
 槍を持っていたのは娘の父親である旗本、岡本善之助で、娘の千恵が婚礼を間近にしているのに急に男嫌いになり、娘を見張っていたのである。
 娘の部屋には毎夜、怪しい人影が忍混んでいたが、実際、江戸ではこの頃、婚礼間近の娘の間で男嫌いになる病気が流行っており、お枕むすめは先ほどの覆面男が怪しいと考える。
 一方、駒吉が路上で目を覚ますと…」

・黒田みのる・画/大岡哲郎・作「しつこい女」
「ある男がバーのサキ子という女と懇ろな仲となる。
 彼は妻と離婚しようとするが、妻の桐子は天涯孤独の身で「絶対別れない」「死んでも離さない」と離婚を承知しない。
 そこで彼はサキ子と結託して、妻をセックスの後で扼殺。
 公園に死体を放り出して、痴漢の仕業に見せかけようとするが、深夜に死んだはずの桐子が家に戻ってくる。
 その翌日、今度は桐子に青酸カリ入りのジュースを飲ませ、夜中、死体におもりをつけて海に遺棄する。
 ところが、またしても桐子は平然と家に戻ってくる。
 次には、桐子を刺殺した後、バラバラにして、死体を詰めた段ボールを埋め立て予定地へと埋めるのだが…」

 「セクシー怪獣シリーズ 同性愛獣レスビドン」は「セクシー怪獣大暴れ」(太田出版/電子書籍あり)にて読むことができます。
 このエピソードに登場する「加加マリコ」は加賀まりこ、「石崎浩三」は「石坂浩二」で、二人は一時期愛人関係にあったそ〜な。(でも、詳しいことは知らない。)
 にしても、この似顔絵は似ているのだろうか…?

・備考
 雑誌の上隅にネズミの齧り痕あり。

2025年5月17日 ページ作成・執筆

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