「漫画Q 1969年1月22日号」(第74号/80円)



 個人的に、気になった作品

・近藤謙・作/菅沼要・絵「セクシー妖怪シリーズ 男に悶々モモンガ―ル」
「正月の香港。
 休暇中の人気歌手の盛珍一はニャンニャン街で中国美人に声をかけられる。
 中国美人は「悶々」と名乗り、盛珍一は早速、挑みかかるが、十二回もする頃にはさすがの彼も失神。
 どれほどの時が経ったか、目を覚ますと、彼の横には「唇、乳房と腰と指の性感帯からなる妖怪」が眠りに就いていた。
 盛珍一はその場から逃げ出し、その後、帰国するも、悶々は日本にまで来て、盛珍一を誘拐。
 悶々に手込めにされた盛珍一は精気を吸い取られて発狂し、「モウタクサン、モウタクサン」と繰り返すばかりであった。
 捜査当局は悶々の行方を追うも、消息は全く分からず、作家の血水正二郎、映画スターの宮田三郎など、犠牲者はどんどん増えていく。
 このままでは日本男子が滅びると、総理は宇宙生物研究所のオオカミ博士に事件の究明を依頼する。
 オオカミ博士は悶々は中国の妖怪で、「紅衛兵の女が欲求不満のあまり発狂して変化した」悶々娘(モモンガ―ル)だと突き止める。
 博士は九龍虫を呑んで精力を増大させる以外に対策はないと考えるのだが…」

・歌川大雅「大江戸さいけ夢売り娘 黄金をめぐる女肌」
「夢売りおきんは商売女。
 ある夜、彼女が客を引っかけに町に出ると、一人の侍に声をかけられる。
 侍は十両を出す代わりに、三人の男を満足させるよう要求し、おきんはその話を受ける。
 彼女はある旗本屋敷に連れ込まれると、長持ちの中に三人の男と一緒に入る。
 おきんはハッスルし、三人の男は長持ちの中で頓死。
 それを傍で見た侍とその情夫は計画通りと喜び、長持ちの上で抱き合うのだが…。
 この侍たちの正体は…?」

 歌川大雅先生の作品では「三億円強奪事件」が扱われております。
 当時、かなりショッキングな事件だったようで、いろんなところでネタにされております。(注1)

・注1
 コンタロウ先生の「1・2のアッホ!!」ではその時効について扱われておりました。
 「1・2のアッホ!!」は今は忘れられたギャグ漫画ですが、私は好きです。

・備考
 表紙の汚れ、はげしい。pp61・62(歌川大雅作品)、コマ中に小さな穴。

2025年7月12日 ページ作成・執筆

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