「漫画Q 1969年9月3日号」(第90号/80円)



 個人的に、気になった作品

・英圭介・作/菅沼要・画「未亡人を身悶えさせる伝統妖怪ごけだまし」
「資産家の未亡人がメクラの蜘蛛の化け物に襲われ、そのセックス・テクニックに精力と全財産を奪われるという事件が立て続けに起こる。
 被害者の話から、オオカミ博士は「ごけだまし」という妖怪の仕業と断定。
 「ごけだまし」は座頭市の生まれ変わりで、晩年、美しい後家さんとセックス勝負をするも、ナニが立たずに腹上死した恨みから未亡人を襲っていたのであった。
 オオカミ博士と特別機動捜査隊の立石主任は怠映京都撮影所の勝珍太郎を訪ね、「ごけだまし」退治の協力を要請。
 その後、未亡人を集め、箱根一泊の無料旅行を開催する。
 これには女装した勝珍太郎やオオカミ博士も紛れ込んでいたが、博士の作戦とは…?」

・歌川大雅「大江戸さいけ夢売り娘 狂艶・底なし沼」
「夢売りおきんは商売女。
 夜の江戸では青姦をしているカップルが襲われる事件が続発する。
 この事件では、女はあそこを抉られ、男はナニを切られていた。
 ある夜、おきんは川土手で客の団兵衛に抱かれる。
 おきんはエグリ魔が心配で気が気でないが、団兵衛は全く気にしない。
 そしたら、案の定、団兵衛はエグリ魔に襲われ、切られはしなかったものの、ナニに傷を負う。
 数日後、おきんは舟の上で客と会う。
 ここなら大丈夫と乳繰り合っていると、障子の隙間から金属のやっとこ(?)のようなものが伸びてくる。
 運よくちょん切られず、おきんは舟の外のエグリ魔を捕まえようとするが、あと少しで逃げられてしまう。
 手掛かりは女性の御高祖頭巾で、いい匂いが染みついていた。
 おきんは団兵衛にこの頭巾の匂いを嗅がすと、団兵衛は犯人についてある推理をするのだが…」

・峠竜三郎・作/鬼頭暁・絵「戦国の剣鬼 これも小の虫」
「天文十三年(1544年)、武田信玄は剣の達人である五色創之介を呼び出し、彼に間者となって松本城に入るよう命ずる。
 その目的は、信玄が松本城を攻めた時、創之介は城内に火を放ち、松本城をたやすく落城させることであった。
 創之介は承知するが、敵を欺くにはまず味方からで、まず、妻の志津が信玄に召されて犯される。
 次に、創之介は朝倉新兵衛の妹、治乃を手籠めにするよう言われ、その後、新兵衛を斬る。
 反逆者として追われる身となった創之介は松本城の城主、島立右近太夫と面会するのだが…」


・近藤謙・作/永木陽・画「こちら宇宙探検コンドーム3号 セックス法はモーレツ 牡牛座のヒトツキ星人」
「ある年の夏、日本宇宙sexセンターではコンドーム3号を打ち上げる。
 乗員は船長の黒井鎮芳と宇宙飛行士の下口幾代の二人で、向かう先は牡牛座の中心部にあるヒトツキ星。
 ヒトツキ星人は牛のような容貌の、かなり進化した生物であったが、絶滅寸前で、それを救うことがコンドーム3号の目的であった。
 ヒトツキ星に到着後、二人はヒトツキ星人より熱烈な歓迎を受ける。
 子宮広場で、二人はヒトツキ星人とセックスすることとなるのだが…。
 ヒトツキ星人が絶滅寸前の理由とは…?
 そして、それの解決法とは…?」

・湧井和夫「アクメのブルース 歯痛とおヒゲ」
「恵美子は精神科医のもとを訪れる。
 彼女の相談は胸の谷間に生えている毛についてであった。
 彼女には小浦淳也というボーイフレンドがいたが、初体験の時、彼女の胸の毛を見て以来、不能になる。
 精神科医が不能の原因を分析すると…」

 今回のセクシー妖怪は「ごけだまし vs 勝珍太郎扮する座頭市(注1)」の対決が見もの(と言うほどのもんでもなかったりする…)です。
 毎回、こんな脳ミソの腐りそうなストーリーを考え出して、ほとほと感心します。

・注1
 数年前、「午前10時の映画祭」で「座頭市物語」を上映したことがありましたが、コロナ禍の真っ最中で観ることができませんでした。
 再上映してもらえないものでしょうか…。

2025年8月23日 ページ作成・執筆

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