「漫画Q 1969年10月1日号」(第92号/80円)
個人的に、気になった作品
・英圭介・作/菅沼要・画「処女をニンシンさせるザーメン妖怪ぬらりぴょん」
「処女なのに妊娠する女性が大量に発生する。
しかも、産まれてくる子供はどれも化け物で、二か月で十万人。
特別機動捜査隊の立石は砂糖総理と共に宇宙生物研究所を訪れ、オオカミ博士に意見を聞く。
オオカミ博士はザーメン妖怪「ぬらりぴょん」の仕業ではないかと推測。
「ぬらりぴょん」は「トルコ風呂で目標もなくムダ討ちされた怨念が凝縮した妖怪で下水や便所にたまったザーメンに古来からいる妖怪『ぬらりぴょん』がドッキングして出来た」ものであった。
トルコ風呂が始まって約二十年…発射されたザーメンの量は膨大で、「ぬらりぴょん」は東京だけでも百万匹おり、このままでは日本が占領されるのも時間の問題。
三日後、若い女性は島に移し、本土に不妊症の女性を二十万人集める。
オオカミ博士の『ぬらりぴょん』撲滅作戦とは…?」
・歌川大雅「大江戸さいけ夢売り娘 大江戸ぬーでいすとくらぶ」
「夢売りおきんは商売女。
彼女は売春やセックスを悪いこととは思っておらず、白昼でのびのび客と肌を合せたかった。
ある夜、彼女は侍に舟に乗るよう誘われる。
侍はおきんに酒を勧め、酒を飲むうちにおきんは睡魔に襲われる。
侍に起こされると、舟はある島に着いていた。
この島では皆、全裸で、西洋では「ヌーディストのパラダイス」と呼ばれるところであった。
おきんは侍から球遊びの挑戦を受ける。
この球を男女で別れて奪い合うのだが、男たちは球そっちのけで…」
・峠竜三郎・作/鬼頭暁・絵「戦国の剣鬼 豪剣・偏屈武士」
「信濃(長野県)・岩殿城(ネットで調べたら山梨県にあるけど…)。
城主は武田信玄の武将の一人、小山田信茂で、その家臣に六車孫介という者がいた。
六車孫介は神景流の達人で剣の腕は抜群であったが、恐ろしく偏屈で、全く出世欲というものがない。
戦の後の論功行賞でも出世の話は全て辞退するので、何のために戦に出ているのかわけがわからない。
また、三十歳なのに独身であったが、女が嫌いなわけでなく、情欲を感じたら、時も場所も関係なく、相手をその場で力づくで犯す。
そういう自分に正直すぎる男であったので、ゴマスリの旗奉行、志村左馬介が大嫌いで、ある時、志村を罵り、これを斬る。
小山田信茂は孫介に十日の謹慎を申し付けるが、謹慎の後、孫介は有田作左衛門の娘を手籠めにして、娘は自害する。
これも小山田信茂は不問に付すが、元亀三年(1572年)十二月の三方ヶ原の合戦の後…」
・近藤謙・作/永木陽・画「こちら宇宙探検コンドーム5号 トカゲのシッポ式 チョン切れの愛」
「宇宙人探検船コンドーム5号がケンタウルス星に向けて出発する。
乗員は短尾過千代(みじかびすぎちよ)船長と女性宇宙飛行士の佐世増代の二人。
宇宙船はケンタウルス星に着くが、見渡す限り、白骨だらけで、ケンタウルス星人は滅亡したらしい。
通信筒が落ちており、中のケンタウルス語の通信文をコンピューターで解読すると、ケンタウルス星人はトカゲ星人の襲撃により滅亡したと書かれていた。
トカゲ星はケンタウルス星の隣で、早速、行ってみるが、トカゲ星人も同じく滅亡していた。
全く成果なしでが腐る増代に過千代はセックスしようと誘うが、短小をバカにされて凹む。
そこで彼はケンタウルス星人の雄の骨盤を粉にして飲むのだが…。
ケンタウルス星人とトカゲ星人が滅亡した理由とは…?」
歌川大雅先生のエロ漫画を読むと、セックスに対して実に「開放的」で、鬱屈したところがさほどなく、感銘を受けます。(SM雑誌の方ではどうかは知りませんが。)
作品を読めば読むほど、どのような御人だったのか気になってしまいます。
2025年8月30日 ページ作成・執筆