「漫画Q 1969年10月29日号」(第94号/80円)



 個人的に、気になった作品

・英圭介・作/菅沼要・画「こけしを好む女を狙う三本足のまつかさ」
「突如、まつかさの妖怪が現れ、こけしでオナニーしている女性を襲っては、おマタを舐めまくる。
 まつかさの妖怪はビルの高さにまで巨大化し、東京は大パニック。
 しかし、暴れまくっていた妖怪が徐々に弱り、煙幕を発すると、姿を消す。
 特別機動捜査隊の立石は宇宙生物研究所に行き、オオカミ博士に相談。
 オオカミ博士によると、これは「三本足のまつかさ」という妖怪で、「一本足のカラカサが米ぬか油の猛毒にたたられて足も三本になり傘も松かさのように変形」したものであった。
 その頃、三本足の松かさが復活し、日光で大暴れをする。
 オオカミ博士は「三本足の松かさ」の元気の源である「人工雨」を利用して、その退治法を考案するのだが…」

・歌川大雅「大江戸さいけ夢売り娘 黒ン坊騒動」
「おマタをひどく傷つけられた娘の死体が発見される。
 人々は「黒ン坊」の仕業だと噂するが、売春婦のおきんはそれを聞いて興味津々。
 おきんが黒人を探していると、黒人がリンチにかけられそうになっているところに遭遇する。
 彼はオランダ人の供で、娘を殺した犯人と疑われたのであった。
 おきんは機転をきかして黒人を救出し、自宅へと連れ込む。
 早速いたそうとするが、黒人のペニスは膠で固められていた。
 欲求不満の二人が暴れていると…」


・峠竜三郎・作/鬼頭暁・絵「戦国の剣鬼 怨霊」
「真鍋蔵人(40歳/独身)は丹後宮津(京都府宮津市)の京極家に仕え、大番頭として六百石の録を食んでいた。
 一心流の剣の達人で、二十年前には関ヶ原で西軍として戦ったこともあった。
 ある日、彼の屋敷の門前で若い女が生き倒れる。
 蔵人は女を屋敷で看病させ、女は病が癒えた後、下女として屋敷に住み込むこととなる。
 彼女の名は綾といい、非常に美しい娘であった。
 蔵人は彼女に心惹かれるが、彼女が誰かに似ているという想いに付きまとわれる。
 彼女に夜這いをかけた夜、彼は遂にある女を思い出す。
 関ヶ原の戦いの時、敗走した彼は山中の家で介抱される。
 その家には元・武士の老人と孫娘のサキが住んでいた。
 蔵人はサキの美しさに魅了され…」

・近藤謙・作/永木陽・画「こちら宇宙探検コンドーム7号 オーチン星人は荒々しくてステキだったわ ど〜ぞ…」
「宇宙人探検船コンドーム7号が月に向けて発射される。
 乗員は大腰百合子船長と新任の弱木挫男(よわき・くじお)の二人。
 運転は自動操縦に任せて、セックスしていると、宇宙船はある星に到着する。
 この星は宇宙地図には載っていないが、気象条件は地球と一緒であった。
 二人が探検に出ると、人間とそっくりな星人のカップルと出会う。
 翻訳機で彼らと話すと、彼らはオーチン星人であった。
 外見は地球人とそっくりだが、奇妙なのは彼らの服は胸と恥部に窓が開けられていた。
 その理由は、オーチン星人の男性が欲情をもよおした時にすぐに女性を犯すことができるようにするためであった。
 大腰と弱木は地球人を歓迎するパーティに招かれるのだが…」

・矢の功「処女のサヨウナラの唄・第26話 雲上の喪失」
「啓子はN空港のスチュワーデス。
 彼女には雅彦という恋人がいたが、処女を捧げる決心がつかなかった。
 ある日、彼女はシアトル行き二便機に搭乗する。
 飛行中、羽田より緊急連絡が入り、機内に時限爆弾がしかけられているという。
 乗客には秘密にして、乗組員全員で時限爆弾を探すが、見つからない。
 機長は爆発ニ十分前になったら太平洋に着水することを決定する。
 啓子がバージンのまま、死ぬのを後悔していると…」

 この号は問題のある作品が多めです。
 特に「こちら宇宙探検コンドーム7号」は「F**K THE フェミニズム」といった感じの内容で、中には本気で青筋立てて怒りそうな御方もいそうです。
 あと、「戦国の剣鬼 怨霊」はスプラッター描写の光る佳作です。

・備考
 pp49〜52、下部に裂けあり。

2025年9月6日 ページ作成・執筆

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