「漫画Q 1969年11月26日号」(第96号/80円)



 個人的に、気になった作品

・英圭介・作/菅沼要・画「女体をぶっこわすゼツリン妖怪オオサオノミコト」
「東京のテレビ局に突如、妖怪が出現し、その『オオサオ』で女性を犯しまくる。
 その後、妖怪の現れた場所は宮城広場、明治神宮、靖国神社や乃木神社で、オオカミ博士は神話妖怪『オオサオノミコト』と断定。
 オオサオノミコトはスサノオノミコトがセンズリヒメに生ませた妖怪で、神話復活運動の高まりを受けて復活したらしい。
 ただちに対策会議が開かれるが、その間、オオサオノミコトは新幹線に乗って名古屋に到着し、伊勢神宮に向かう。
 オオカミ博士はオオサオノミコトが満たされないことを利用して、ある案を実行に移す…」

・歌川大雅「大江戸さいけ夢売り娘 穴の中の女」
「夢売りおきんは商売女。
 彼女は世界中の男が彼女を抱いてお金をスポスポ入れてくれるよう、神社で毎日、お祈りをする。
 十日目のお参りの際、神社の縁側の下に潜んだ男が彼女の股に竹竿を突っ込む。
 このいたずら男には逃げられてしまうが、おきんは縁側の下に壺が埋めてあるのを発見。
 壺の中には百万両の埋蔵金の地図が入っていた。
 おきんは早速、地図を片手に埋蔵金のある場所に向かうと、そこは彼女の家の裏にある無人屋敷であった。
 屋敷の古井戸に埋蔵金が隠されているようだが、覗き込んだ時におきんは中に落っこちてしまい…」

・峠竜三郎・作/鬼頭暁・絵「戦国の剣鬼 女人血笑譚」
「岩井城の実権を握る津谷の方。
 彼女は男勝りの女城主であったが、残酷な殺戮を好む冷酷な面もあった。
 彼女はニ三か月に一度、城下町の浮浪者狩りをして、目の前で浮浪者を斬殺させるのを楽しむ。
 また、男だけでは飽き足らず、女性さえも斬り殺し、郁という妊婦は腹を裂いて殺害される。
 この時、浮浪者たちを切ったのが武田伝八郎という侍であった。
 一か月後、武田伝八郎は鬼士甚吾という浪人に果たし状を突きつけられる。
 伝八郎は名を上げるためと軽く考えるが、兄の竹田十郎左衛門はそれを無視するよう警告する。
 十郎左衛門は、獣のごとき神経を持ち、受太刀と打太刀を同時に起こす甚吾という名の少年の話を昔、師匠から聞いたことがあった。
 伝八郎は兄の忠告を聞かず、果たし合いに臨むが、返り討ちにあう。
 十郎左衛門は鬼士に仇討ちを挑み、城主の面前で立ち会うこととなるのだが…」

・近藤謙・作/永木陽・画「こちら宇宙探検コンドーム9号 男は注入器?女だけが歓喜する女上位星人」
「ある年の秋、宇宙SEXセンターでは宇宙人探検船コンドーム9号を乙女座のウテルス星に打ち上げる。
 乗員は黒井鎮芳(くろい・しずよし)船長と女性宇宙飛行士の佐世増代の二人。
 目的地のウテルス星は地球とそっくりで、ウテルス星人も地球人と似ていたが、二百年ほど進歩していた。
 宇宙船が星に降り立つと、町の市長が彼らに挨拶をしに来る。
 市長たち一行は女性ばかりで、黒井がセックスができないのでは?と訝ると、彼女たちはレズ行為で性欲を満たしていた。
 この完全に「女尊男卑」な星での男たちや子供の運命は…?」

 「セクシー妖怪」シリーズでは「神話妖怪」にまで規模が拡大し、どこまで突き進むのかとワクワクしてましたが、この号で「セクシー妖怪」シリーズは終わりです。(しょぼ〜ん)
 その代わりと言ってはなんですが、この号では「こちら宇宙探検コンドーム9号 男は注入器?女だけが歓喜する女上位星人」が意外と好調。
 「男飼育収容所」や「人工子宮工場」の描写はディストピア感に溢れていて、鼻で笑いとばすにはブラック過ぎです。
 セックスと生殖を完全に分けて、生殖は国家の管理の下に置く…という考えはちょっぴり理想に感じたりもしますが…。(未熟な親に罪のない子供が虐待されたり殺されるよりは遥かにマシだと思います。)

・備考
 状態、若干悪し。水濡れ。

2025年9月21日 ページ作成・執筆

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