「漫画Q 1970年10月28日号」(第120号/130円)



 個人的に、気になった作品

・歌川大雅「秘本カラー絵物語(世界編) ロシア踊り子の回想」
 「E・D」という匿名の作者による、帝政ロシア時代の上流階級の退廃した生活を暴露した作品とのことですが、原作について全く知識がないため、実のある話ができません。
 とりあえず、ウクライナの公爵家の侍女の娘が行く先々で鞭でしばかれる…という内容のようです。
 でも、個人的にはSMだったら鞭よりも縄の方がそそるな。(下の鬼頭暁先生のイラストを参照のこと。)

・英圭介・作/菅沼要・画「チング・セイグ博士 女の貞操を破壊 オトコならOK弾」
「チング・セイグ博士はセクシー・マシン製造魔。
 博士は自分の開発した女ロボットが貞操観念を持っていないことにインスパイアされ、「オトコならOK弾」を開発する。
 まずは立派なナニのようなヘリコプターを飛ばし、女性が見とれて見上げていると、ナニの尖端から黄金の玉が発射され、それが口に入った女性は貞操観念をなくして淫乱になってしまう。
 これのために、女性は老いも若きもセックス狂いになり、東京はセックスに次ぐセックス!!
 しかし、政治家たちはチング博士の日本撃滅計画を逆手に取り…」

・歌川大雅「ラマちゃんアクション 一夫多妻か一妻多夫か?」
「ラマ子は一夫一妻制の結婚なんかクソくらえ。
 結婚が一妻多夫であれば、男どもは女性にもてようとサービスし、女性の地位もだいぶ上がったはずと彼女は主張する。
 早速、一妻多夫制で良人を募集したところ、安月給では女性一人も養えない男が三人、応募してくる。
 これを見た他の女性もラマ子の真似をして、良人を募集するが、そこに一人の精力絶倫な老人が現れる。
 老人は一夫多妻を主張し、ラマ子と球体ベッドで対決することとなるが…」

・峠竜三郎・作/鬼頭暁・絵「元禄無頼帖 毛唐邪淫」
「青蛾奇之介と小谷権九郎(堀田将監の息子で、妹は将軍綱吉の寵妾、お伝の方)が隅田川で釣りをしていると、屋形船から裸の女が川にとび込み、その直後、紅毛人に撃たれる。
 権九郎は女を助けるも、虫の息で、「ルイス・ボルト」という名を呟いて亡くなる。
 女は大工の娘のお園で、三日前に何者かにさらわれていた。
 しかも、ここ三か月で五、六人の娘が行方不明になっており、どうやら犯人は二人の浪人らしい。
 奇之介はこの事件に関わろうとしなかったが、大黒屋の娘が誘拐されたことで乗り出さざるを得なくなる。
 ルイス・ボルトは公儀の鉄砲係として優遇されており、ヘタな手は打てないが…」

・備考
 ポスター欠。表紙、全体的に汚れ。

2026年1月17・18日 ページ作成・執筆

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