「漫画Q 1971年4月14日号」(第132号/130円)
個人的に、気になった作品
・「春川春平の性風俗艶画帖」
表紙によると「人気上昇中!カラー・ショック・アート」とのことです。
個人的には、セックスの「倦怠感」はよく出ているように思いますが、「官能」はさほど感じさせません。
・英圭介・作/菅沼要・画「チング・セイグ博士のセクシーマシン 女体はりきり男はフ抜けのキンジャック装置」
「チング・セイグ博士はセクシー・マシン製造魔。
今回の発明品は「キンジャック装置」なるもので、「ハイジャックシージャックじゃないがキンを乗っ取っちゃうほど女のモノをグンバツに改造するマシーン」であった。
博士の一行は日本へと潜入すると、キンジャック装置をめぼしい場所の女トイレに取り付ける。
トイレを使った女性は皆、名器に改造され、男どもは精も根も搾り取られてフニャフニャのパーになってしまう。
この隙に博士は日本に乗り込み、征服しようとするのだが…」
・歌川大雅「ラマちゃんアクション 女にとって男はヘドロ公害よ」
「外に干していた、ラマ子の下着に何者かがベトベトした液体をかける。
罠を張り、犯人を捕まえると、彼は痴眠党の党員であった。
彼は世界平和推進運動の一つだと説明し、ラマ子を痴眠党の本部に案内する。
懇談会で党首は「性的不満が平和を乱す」と主張し、「モテる男とモテない男この不公平が社会秩序を乱す」ため、「女たるものがどんな男にでも公平に抱かれれば社会のヒズミがなくなり全て平和となる」と訴える。
そのために、彼らの党は「女性の肉体によきショックを与えドスケベにし公平に男を満足させること」を政治の根本に据えていたが、それを実現させる方法とは…?」

・峠竜三郎・作/鬼頭暁・絵「元禄無頼帖 堕落元禄・憂国の士」
「町角に破戒坊主の首がさらされる。
この坊主は雅意という名で、奥女中を何人もたぶらかしており、「憂国の士」を名乗る者から天誅を下されたのであった。
帰り道、青蛾奇之助は寺社奉行の配下から同行を求められる。
連れて行かれたのは護持院(作中では「護司院)で、寺社奉行与力である左辺樹八郎より取り調べを受ける。
青蛾には雅意殺害の疑いがかけられており、彼は地下牢に閉じ込められるのだが…」
・ふじ沢光男「光男の裏側ルポ コンドーム工場の製作風景(不二ラテックス/巴波工場)」
巴波(うずま)にあった(2025年6月30日に閉鎖)不二ラテックスのコンドーム工場の視察レポート。
コンドームを作る機械だけでなく、工場で働く職員や女工にも目を向けており、その眼差しはとても温かい。
テーマがテーマなだけに下品な内容になりがちだが、そこで働く人々に焦点を当てた人間味のあるルポになっていて面白く思った。
2026年7月18・19日 ページ作成・執筆