「漫画Q 1971年5月26日号」(第135号/130円)



 個人的に、気になった作品

 ・英圭介・作/菅沼要・画「チング・セイグ博士のセクシーマシン マラカユインポ・ガス発生装置」
「チング・セイグ博士はセクシー・マシン製造魔。
 今回の発明品は「マラカユインポ・ガス発生装置」なるもので、このガスを男性が吸うと陰部が痒くなり、掻きすぎるとインポになってしまうという恐ろしいシロモノであった。
 この装置は男性が立ちションしそうな場所に幾つも設置され、あちらこちらでカユイカユイと七転八倒。
 カユイ騒動はインポ騒動へとエスカレートし、政府は早急にマラカユインポ・ガス発生装置への対策を迫られるのだが…」

・歌川大雅「特ダネお伝のまる秘かわら版 玉の肌へ花ムコ人形ムリムリに」
「お伝は瓦版に特ダネを提供する女記者。
 最近、江戸を騒がしているのは「花ムコ人形事件」で、それは、何者かによってきれいな娘が気絶させられ、その秘め肌にコケシ人形を挿入されるという事件であった。
 同じ女としてお伝は事件解決に一肌脱ぐことを決める。
 毎夜、彼女は夜の江戸を出歩くが、ある晩、うどん屋台でうどんを食べる。
 うどんには眠り薬が仕込まれており、お伝がうどん屋にコケシ人形で犯されようとした時、風太郎という浪人に助けられる。
 うどん屋は逃げ、お伝が残されたコケシ人形を調べると…」



・峠竜三郎・作/鬼頭暁・絵「元禄無頼帖 水茶屋女お志麻」
「(前号からの続きだが、前号を持っていないため、詳細がわからず)
 青蛾奇之介は水茶屋のお志麻に彼の女にしてくれるよう乞われる。
 お志麻は金よりも名声に憧れており、青蛾の女になればお志麻の名は江戸中に知れ渡るからであった。
 青蛾は何か企みがあると勘づきながらも、彼女を抱く。
 お志麻の考え通りに二人の噂は江戸中に広まるが、ある日、彼女が侍の一団にさらわれ…」

・ふじ沢光男「光男の裏側ルポ 男を愛するホモホモ族(東京新宿ホモバー『K』にて)」
 新宿のホモバーに集まる同性愛者についてのレポート。
 作者は同性愛者に同じアウトサイダーとして共感を感じているらしく、描写に差別的や扇情的なものを感じない。
 それでも、漫画を読むと、同性愛者たちの息づかいが聞こえてくるよう。

 歌川大雅先生による「特ダネお伝のまる秘かわら版」が新連載です。
 内容的には数年前に連載していた「ぬめ肌捕物帖」のような、荒唐無稽なお色気推理ものです。
 また、「チング・セイグ博士」では野坂昭如が「マリリン・モンロー・ノーリターン」を歌っていて時代を感じました。
 にしても、野坂昭如の横で「ツーレロ節」を歌っているのは誰…?

2026年7月19・20日 ページ作成・執筆

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