「週刊マーガレット 1974年8月11日号」


 個人的に気になった作品

・菊川近子「いち子の声がきこえる」(原作・本麻耶寸子)
「コックリさんの儀式を行う三人の少女。彩子、早苗、エミ。
 彼女達は、人気者のいち子を黒姫の滝に突き落として、殺していた。
 コックリさんにどうしたらいいか質問するものの、その場に、いち子の霊らしきものが現れる。
 気丈な彩子は、コックリさんを途中でやめて、もう一度、黒姫の滝に行くことを提案する。
 翌日、黒姫の滝を訪れた三人は、浮かび上がった、いち子の死体の顔を潰し、衣服に石を詰め、再度、滝壺に沈める。
 警察による滝壺の捜索や、証拠品の隠滅もうまく運ぶものの、いち子と仲の良かった関谷が三人の行動に不審を抱き始める。
 そして、いち子の祟りか、少女達は次々と死んでいくのであった…」

・吉森みきを「ママ手がいたいよ!」
「1974年4月10日、名古屋市M区で起こった実話。
 三歳の少女、弓子は、ダンプに轢かれ、左腕を切断寸前にまでいく。
 病院の医師は十二時間かけ、弓子の左腕をつなぎ合わせ、手術は一応、成功する。
 しかし、まだ、神経をつなぐ再手術に成功しなければならなかった…」
 「感動実話」とのことですが、かなりショッキングな内容です。
 グロ描写はほとんどありませんが、「腐った腕がもげる」描写等、生理的にかなりきます。

・備考
 非常にボロい。

2019年2月8日 ページ作成・執筆

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