松山しげる・菅原亘「なぞなぞまんが/おばけじてん」(小学二年生7月号/1968年7月1日発行)
収録作品
・松山しげる「なぞなぞまんが」
「おばけのQ太郎と怪獣のグズラは海に向けて出発する。
ところが乗り込んだトラックの荷台で眠りこけてしまい、海に着いた頃には真っ暗。
ホテルは高すぎて泊まれず困っていると、民宿の主人がなぞなぞを解いたら泊めると話しかけてくる。
主人からなぞなぞ攻めにされながら一泊し、翌日、Q太郎とグズラは海へとやって来る。
だが、泳いでいる間に弁当の入ったリュックを盗まれ…」
・菅原亘・絵/須藤彰男・資料提供「おばけずかん」
「おばけのことならなんでもわかる」らしい図鑑です。
「おばけずかん」だけでなく、「おばけのけんきゅう」「おばけクイズ」「おばけのすきなもの」「おばけのきらいなもの」「おばけがでやすいとき」「おばけがでやすいところ」「おばけがよくでるところ」「おばけになるには…」と盛りだくさんな内容で、これを読めば、君も今日から「おばけ博士」だ!!(多分)
と言っても、対象は小学二年生ですので、とことんユル〜くされた解説がいい塩梅に力が抜けていて、テキト〜さが心に染み入ります。
そんな中、「ゆび男」(手にゆびがないぶきみな男のおばけ。力づよくゆびのない手で人をなぐりころす。)とか「ハックベアード」(でっかいこん虫の目。この目にじっと見つめられると、きちがいになったり、がけからおちたりする。)とか、トラウマ級のおばけがところどころ挿入されているところがポイントです。
・「Qちゃん・ドロンパ おばけじまん」
「Q太郎とドロンパが日本のおばけとアメリカのおばけのどちらが偉いか競争する。
勝負はなかなかつかず…」
・菅原亘・絵/須藤彰男・原作「のろいのくびかざり」
「かずえとさち子は家に戻る途中、もの悲しいピアノの音を耳にする。
音の方に向かうと、ある屋敷で洋装の夫人が涙を流しながらピアノを弾いていた。
ピアノの上には少女の写真が置かれてあり、その写真立ては真珠(?)のネックレスで飾られていた。
さち子はそのネックレスを一目見て心奪われる。
夫人はさち子にネックレスを貸すと言うが、さち子は隙を見てネックレスを盗んで逃げる。
人目の付かない所まで来て、さち子がネックレスを首にかけると、ネックレスが首を絞め始める。
更に、少女の幽霊が現れて、さち子は気絶。
翌日、かずえは学校を休んださち子の見舞いに行く。
さち子は幽霊に会ったと話し、首のアザをかずえに見せる。
かずえはさち子の忘れたハンカチを取りに夫人の屋敷を再び訪れるのだが…」
・備考
表紙に折れや痛みあり。pp46・47、鉛筆で書いた線や文字を消した痕あり。
2025年12月10・11日 ページ作成・執筆