「別冊ビバプリンセス1984年秋季号」(1984年10月25日発行)
個人的に気になった作品
・広永マキ「午前0時のメロディー」
「陽子は中学二年生の女の子。
彼女の父親は不動産屋を営んでいたが、このところ、経営が苦しい。
というのも、幽霊の噂話を流して安価で手に入れた洋館がなかなか売れないからであった。
陽子は三人の女友達(やよい、順子、春江)と共にその屋敷で夜を過ごし、幽霊の噂はデマだと証明しようとする。
しかし、これは陽子の仕掛けた罠で、彼女は肝試しの際、三人に赤っ恥をかかされたことを根に持っていた。
屋根裏には陽子のボーイフレンドのたけしが潜み、三人を驚かす手筈が整っている。
陽子は二時間ごとに一人ずつ屋敷の見回りをさせるのだが…。
午前0時に起きる怪奇現象とは…?」
「幽霊屋敷もの」の佳作と言えると思います。
広永マキ作品ですので、めちゃくちゃ怖いということはありませんが、ホラーとコメディの配分が良い塩梅で、サクッと軽快に読める点が魅力です。
やはり、雑誌のカラーに合わせたのでしょうか?
余談ですが、大ベテランの風間宏子先生による「金太と嵐子の昼と夜」はなかなかこっ恥かしい内容で、味わい深かったです。(もしかして単行本未収録?)
「今日も元気だバナナパワー」…私もこの言葉で自分を励ますことにいたしましょう。(注1)
・注1
故・梅宮辰夫の「まったくシンボルちゃんさまさまだぜ」もよろしく。
2025年10月1・2日 ページ作成・執筆