南聖樹・漫画/今村光一・監修「スウェデンボルグ/私は霊界を見て来た マンガ版」(1988年12月10日初版発行)
南聖樹・漫画/今村光一・監修「スウェデンボルグの霊界」(2000年8月5日第1刷・2007年11月30日第7刷発行)
オカルト・マンガではビッグ・ネームのエマニュエル・スウェデンボルグ(スウェーデン/1688〜1772)。
その「霊界日記」等を抄訳した今村光一氏が監修したマンガです。
当時は故・丹波哲郎の「大霊界」や「チベット死者の書」といった「心霊世界・ブーム」(注1)のお陰か、地味に売れたようで、約十年後には新装版まで出ております。(内容は一緒です。)
読んだ限りでは、スウェデンボルグや「あの世」に興味があるような人の入門書としていいのではないでしょうか。
私はスウェデンボルグの著作を読んだことがなく、また、霊能力も持ち合わせていませんので、「あの世」が実際あんなところなのかどうかはわかりません。
ただ、「シルバー・バーチの霊言」と主張が重なる部分があるため、あながちデタラメでもないように私は考えてます。
まあ、真実であれ、嘘っぱちであれ、死んだら、わかることです。
でも、死ぬ間際に、死の恐怖に襲われて、バタバタするよりは、多少なりとも「死後の世界」について考察しておいた方が賢明でありましょう。
ちなみに、マンガとして面白いと思ったのは、松本零士先生ちっくな「導きの霊」(左下の画像)と、川島のりかず先生・タッチの地獄の描写(右下の画像)です。
・注1
記憶が曖昧で、きっちり確認せずに書いておりますので、誤りや漏れがあると思います。
ご指摘いただけたら、幸いです。
2017年10月13日 ページ作成・執筆