ハセガワM「デスホテル@」(2020年12月1日初版発行)
・「第1話 303号室」
「ラブホテル、ボナール。
ここの303号室は幽霊が出ると噂されていた。
また、隣の304号室はずっと「売止」であった。
ある日、ボサボサの長髪にマスク、薄汚れたコートに赤いスカートの女が304号室に泊まりたいとフロントを訪れる。
店員が断ると、女はブツブツ言いながらホテルを出ていく。
その後、303号室に若いカップルが入るのだが…」
・「第2話 壁」
「売止のはずの304号室に「入室」の知らせが入る。
店長の尾崎勝彦は新入社員の新木恵と共に様子を見に行くのだが…。
その頃、303号室では…」
・「第3話 清掃員」
「尾崎に代わり、大橋晃が新しい店長となる。
大橋は非常に体格がよい男で、社長の奥さんの弟らしい。
その日、303号室に清掃業者の社長と部下の二人が入る。
業者は壁を覆うカビのようなものを消毒液で落としていくのだが…」
・「第4話 泊まらせて」
「清掃業者の社長は帰宅してからも気分がすぐれない。
あのホテルの部屋の瘴気は凄まじく、ヘタすると病気をもらったのかもしれなかった。
ビールを喰らって忘れようとするも、気持ち悪くなり吐き出してしまう。
すると、吐いた中に不気味な顔が浮き出ていた。
更に、彼の背後にはボサボサの長髪にマスク姿の女が…」
・「第5話 204号室」
「ヒナはデリヘル嬢。
彼女は客のいる204号室へ行こうとするが、どうも雰囲気がおかしい。
しかも、浴室で客の体を洗っている時、天井から何かが落ちてきて…。
その頃、店長の大橋は新木恵が不審女を見たという話を聞き…」
・「第6話 ミウラミラ」
「ヒナは天井から現れたものを視て、慌てて浴室をとび出す。
彼女には霊感があったが、あれほどの邪気は初めてであった。
彼女は返金するから、今日は帰らしてと男性客に頼むのだが…」
・「第7話 藤田」
「ヒナの事件の二日後の夜、新木恵の枕元にあの女が立っていた。
夢とは思えず、最近起こったことを考えると、何かが迫ってきている感じがする。
翌日、彼女が洗濯室でシーツを洗っていると、見知らぬ男が現れる。
彼は藤田という刑事で、あの女について質問してくる。
藤田は大橋と知り合いらしく、立ち去り際、恵に「狙われてんぞ」と警告するのだが…」
・「第8話 新木恵」
「気が付くと、新木恵は見知らぬ場所にいた。
ホテル・ボナールの部屋の中らしいが、真っ暗でよくわからない。
しかも、よく見ると、壁には「みな殺しにしてやる!!」と落書きがあり、ベットのそばの水たまりには幾つもの死体が浮いていた。
そして、一人の男が彼女に話しかけてくるのだが、彼の股は…」
(「マンガTOP」2020年6月〜9月配信分収録)
ラブホテルを舞台にしたホラー漫画です。
舞台をラブホテルに据えた着眼点は良く、新木恵がヒロインの実話怪談風ホラー(お色気あり)で進める予定だったようですが、謎の女が作者の手を離れて勝手に動くようになり、収拾がつかなくなった模様です。
そのためか、A巻はいまだ出ておらず、詰まるところは未完ということでしょう。
残念ながら、投げっぱなし&中途半端な内容なので、読む価値はないと私は思います。
強いて良かった点を挙げるなら、前の袖のエッチな新木恵さんのイラストですかね。
2025年12月26日 ページ作成・執筆